配置薬も最近はパッケージが箱入りの物が多いのですが、
昔からの配置薬には、「袋物」と呼ばれる、1日分を
デザインされた1つの袋に入れている商品があります。
この3つの解熱鎮痛剤は パッケージのデザインや商品名が
良く似ていますよね。
オリジナルは右側の解熱鎮痛剤「ケロリン」であとの2つは
きっと、そっくりさん。
商品として実際に販売されているから多分問題はないのでしょう。
ケロリンの製造元である内外薬品100周年記念誌”メデシン・ロード”に
商標「ケロリン」の行方として記載されていますが、
戦後の混乱に乗じて色々類似品が出回った時期があり、実際に
”ケロニン”と言う商品は裁判で販売差し止めになったみたいです。
コピー商品が出回ると言う事は、それだけ有名になった事の
裏返しでもありますが、ある電機メーカーの創業者が言った
「人に真似される商品をつくれ」のパイオニア精神が
大切かなって考えるこの頃です。